モンゴルってどんなとこ?

青年海外協力隊(JOCV)小学校教育での奮闘記

9月 活動記録 【Цаг ツァグ】

活動先の学校の時程は以前紹介しました。

でも、授業を見学する中で2つ気になったことが…

・授業が40分経っても終わらない。

・子供の集中力が明らかに途切れている。

 

なので、時程表を作り先生たちに

「これを、教室に貼ってくれますか?」と言ったら快く受け入れてくれました。

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そして、どうして自分が時間を気にしているのかを説明したくてKeynoteMacのパワーポイント)を作成しました。

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自分のCP(カウンターパート:教頭先生)にKeynoteを見せたら「今日、先生たちに話そう!」と…(汗

 

そして、急遽時間を作ってもらって先生たちにプレゼンをしました。

・人の集中できる時間には限界があること。

・つまり、集中力と時間との関係(能率曲線)

・子供の集中力は短いこと。

・日本では、それを考えて1時間の授業を時間で区切って計画を立てていること。

・時間の見通しを持たせるだけで、集中力が上がること。

 

話すのは難しいので、文字や図、写真やグラフにして伝えるのはとても有効です。

 

プレゼンが終わると先生たちから「Баярлалаа! сайн ойлгсон. ありがとう!よく分かったよ」と言われホッと一息。

 

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時計がなかった教室にも、時計をつけてくれました。しかも、教室の前面に。

今では、全部の教室に時計が置かれるようになりました。

でも…

40分を過ぎても授業を続けるのは、未だ続く状況。

これは、自分が授業をして40分で収める方法を一緒になって考えていくしかないなと感じました。

 

以前、チョイバルサンに日本の大学の先生がいらして時間の話をしたら「モンゴルにそれを浸透させるのは、物凄く困難なことだよ〜笑」と言われたけれど…

それはやっぱり時間は、何事に関しても基本だと思うし良い授業にはTime managementが絶対に必要。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」と誰かが言っているような気がした。

 

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