モンゴルってどんなとこ?

青年海外協力隊(JOCV)小学校教育での奮闘記

9月 活動記録 【сандал サンダル】

ー前回ー

 入学式 兼 始業式で無事に演奏を終え、ホッとしているとCP(カウンターパート:活動をする上での同僚。ちなみに、小学校の教頭先生です。)に「2,3年生の授業を見学してきて」と言われ、離れた場所にある校舎へと小雨の中歩いて行ったのでした。

 

さてさて、いよいよ活動開始です。待ちに待ったこの瞬間。

やっぱり、学校は子供達がいなきゃ!一気に学校に生気が満ち溢れます。

ワクワク

 

学校の先生に案内されながら、それぞれの教室へ挨拶へ行きます。

教室に入った瞬間、子供達は一斉に立ち上がり

「Та сайн байна уу?(ター サイン バイ ノー:(人に会った時の挨拶)」と声を揃えて挨拶。

挨拶を大切にしているんだなぁ。そして、すごい仕込まれてるなぁ。

 

「初めまして。日本から来ました〜。みなさんと会えて嬉しいです。」

的な簡単な自己紹介をモンゴル語でしましたが、子供達はポカーン

(伝わってるかなぁ…)

そして、先生が改めて説明。(ん…もっと語学を磨かなければ…)

 

制服があるためみんな同じ服装です。

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その後2年生の教室へ入り授業を見学させてもらいました。

授業の内容は「チンギス・ハーンについて」!!

T:「チンギス・ハーンはどんな人ですか?」

C:「сайн!(サイン:good,nice)」

T:「他には?」

 

その後は、学年で1クラスに集まってテレビを観ました。

子供に「何のテレビ?」と聞いたら「мэдехгүй(メデフグイ:わからない)」

(俺の言葉がわからなかったのか?テレビの内容がわからなかったのかは不明 笑)

一緒に観ていると内容は…うぅん。

モンゴルの大統領と学生が意見交換しているような内容。

日本でいうと安倍首相相手の「真剣10代しゃべり場」のような番組?

 

子供達は…

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聞いていない(笑

そりゃそうだよな…2年生だもん。

先生たちは「聞きなさい」「あと、5分よ」と言っていたけど、子供達はかなり限界な様子。

何の為に見ていたのか知りたかったけれど、自分の語学力では無理でした。。あぁ、無力。

(後で知りましたが、9月1日の新年度には、大統領の公開授業があるそう)

 

そして、教室ではширээ(シレー:机)やсандал(サンダル:椅子)の高さが気になりました。

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完全に、足が浮いている。こりゃ姿勢保持が難しいです。

身体の発育や集中力の観点からも、直してあげたいな。幸い椅子は、六角レンチで高さを変えられるタイプだったので直すことは可能でした。でも、そうすると机との高さが合わない?

 

11時には授業終了。

それぞれお家の方がクラスまでお迎えに来て、下校です。

授業が終わると友達同士、新しい筆箱や消しゴムを見せ合ったり、日本と変わりなく子供は子供です。ほのぼのしますね。

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