モンゴルってどんなとこ?

青年海外協力隊(JOCV)小学校教育での奮闘記

9月 活動記録 【хүн ба байгаль フン バ バイガリ】

首都のウランバートルでは、雪が降ったそうです。自分の任地チョイバルサンでも、最低気温が氷点下になります。

でも、家のお湯が出ないので、風呂は毎日お湯を沸かして盥にためる生活です。はやく、お湯出ないかな…

 

さて、

先生たちのたまり部屋にいると、「5年生の理科の授業を計画して教えて欲しい」ということになりました。

хүн  ба байгаль (フン バ バイガリ:人と自然)

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5年生の理科の教科書を渡され「今日これを見てきて、明日教えて」と言われたけれど家で仕事はしたくないので「じゃあ、今やろう」とその場で理科の計画を立てました。

 

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太陽の光をもとにできる影から太陽の動きや高さを考えるという内容。

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(文字がわからなくても、絵で推測できますね 笑)

日本では3年生の「太陽の動き」の単元の影の部分だけを取り上げた感じ。

 

ただ、その後月の満ち欠けや天体の動きもやるので4年生の「月と星の動き」も

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太陽と月の位置関係もやるので6年生の「月と太陽」の単元も

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(単元云々の前に…ブロック体と筆記体をごちゃ混ぜに書かないで欲しい…)

 

その中でも、太陽の動きの単元を考えて欲しいということだったので、その部分を考えることに

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もちろん、実験道具などありません。

子供達の家にあるものを持ってこさせて、実験するそうです。

道具は、紙、ストロー、粘土

 

紙の上にストローを立てて、影を記録して、それを懐中電灯を使って太陽の動きを確認するというもの。

やはり、太陽と月の関係を知識で教えたいという感じの教科書でした。星の動きなども観察などはなく、字がたくさんの読み物教材でした。

 

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まずは、実験を取り入れた授業をできるように一緒に考えることが第一かな。

 

ここのところ、天気が悪くて理科の授業をしていない(はず

 

ちなみに、これは4年生「人体のつくり」の授業

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「粘土だけとペンにつけた場合では、ペンにつけた方がしっかりしているよね」

「さて、人間にはどんな骨がある?」

 

という展開でしたが

活動を取り入れていて、素晴らしいと思いました。

この単元は日本でもやりにくいですからね。。