チョイバルサン生活 1週目【хичээл судалгаа ヒチェール ソダルガー】
毎朝ランニングをしていますが、今日は吐く息が白かったです。。
Аймаар...(アイマール:恐ろしい)
自分の活動先は、研究推進校です。
県内でもトップクラスで、新しい教科書、教材などは真っ先に入ってくる学校らしいです。(先輩談)
今回も赴任早々「хичээл судалгаа(ヒチェール ソダルガー:授業研究会)があるのよ」とのこと。
話をまとめるとこんな感じ。
1.16日〜19日までハーンオール統合学校(活動先)で開催される…らしい。
2.今回は、高校教育がメインらしい。小中学校で研究してきた成果を、今年は高校へその成果を移行させたい…らしい。
3.約560人程の先生が参加する…らしい。
4.他の地区やウランバートル、色々な大学の研究者などが参加する…らしい。
(全部「らしい」と付けているのは…察してください。。)
全体かい…らしい会も、街にあるコンサート会場で行われました。
何かの大会かと間違う程のгоё(ゴイ:かっこいい)な音楽も流れ、なんだか雰囲気はすごいです。
こんな感じのパワーポイントを使った発表もあります。
でも、文字だらけで…2,3時間。モンゴル語のシャワーを浴び続けました。
学校では、分科会ごとに分かれ協議会を行いますが、自分は学校の施設の案内をしてもらいました。
ハーンオール統合という名の通り、小学校〜高校まであります。
小学校は、全部で校舎が3つあります。
まず、2,3年生の校舎
年季が入ってますね。嫌いじゃないですよ〜
中はこんな感じ
今は、夏休み中なので床をペンキで塗りたくっています。(あぁ、ペンキ臭…)自分も、教室のワックスを学期ごとに塗っていたのを思い出します。
お次は1年生の校舎
これもなかなかですよ〜。1年生は、2部生だそうです。
そして、4,5年生〜高校
この建物が一番新しいです。гоё(ゴイ:いいね)ですね!
さて、хичээл судалгаа(ヒチェール ソダルガー:授業研究)も残すところあと1日となった日、音楽のбагш(バグシ:先生)から電話が…
「アキ、今家にいる?ちょっと話したいことがあるんだけど…」
何事?!
話を聞いてみると…
・明日、хичээл судалгааが終わる…らしい。
・小学校の子供達や先生たちが歌を歌ったり、演奏をしたりする…らしい。
・そこで、あなたたちも演奏してちょうだい。
え?
前日の無茶ぶり…
でも、やってやろうじゃないの!
本番は、17時。(ってか、勤務時間?)
朝の10時からピアノとサックスで練習。
演奏する曲は、ウランバートルの語学学校で教わったモンゴルの歌。
さて、どうなるか…
こんな感じの会場で、授業研究会で疲れ切った先生たち
そうだ、音楽の力で国境を越えなければ!
自己紹介
「日本から来ました。よろしくお願いします〜」
1曲目 シューマン「トロイメライ」 同期のソロ→会場うっとり
2曲目 千昌夫「北国の春」モンゴル人の知っている日本の歌らしい。同期ピアノ伴奏&オレ歌→会場まばらな手拍子
3曲目 モンゴルの歌(名前忘れた) 同期ピアノ伴奏&オレ サックス→会場合唱!!
演奏が終わった後、先生たちからгоё(ゴイ:よかった)連発もらいました。
芸は身を助けるとは、このことですね。そして、音楽はborderlessダァァ!
帰りに近くの店で買い物をしていると「今日、音楽を演奏していたяпон хүн(ヤポン フン:日本人)だよね。演奏良かったよ!」とウランバートルから来ていた先生に声をかけてもらいました。
音楽は、どんな国の人とも友達になれる最強の武器なんじゃ?
次は、どんな無茶ぶりが来るんだろう(笑
今日も、モンゴルの空は青いです。