モンゴルってどんなとこ?

青年海外協力隊(JOCV)小学校教育での奮闘記

言語習得について

訓練も残り2週間を切りました。

 

訓練内で学習する語学の文法は今日で、全て終了しました。

(といっても、多分英語で言ったら中学レベル?!)

 

モンゴル語という未知なる言語に出会って、はや2ヶ月になります。

初めは、文字すら書けなかったのに、今では簡単な会話はできるようになりました。

 

ということで、この2ヶ月間を通して学んだ言語習得についての考えをまとめておきます。

 

1.言語はまずは暗記!!暗記をする方法を習得せよ!!

 

スタートは何と言っても暗記です。

アルファベットを覚える。単語を覚える。文法を覚える。

これらを覚えないと始まらないからです。

 

でも、暗記の仕方(方法)はいろいろあります。

例えば、書く、声に出す、単語帳を使う等…

ここでは、自分の方法をまとめておきます。


①日本語とモンゴル語の単語の意味を交互に見て、意味を確認する。


モンゴル語だけを見て、日本語の意味を言えるようにする。


モンゴル語だけを見て、日本語の言葉とイメージを想像する。


④日本語を見て、モンゴル語のスペルを頭の中で書く。


 書けなければ、確認し、ゆび書きしながら頭の中で、何度も書く。


⑤ある程度の数を覚えたら、日本語だけを見て、モンゴル語をノートに書く。


 書けなければ、単語の横にチェックをしておく。


(ここまでの作業で、1単語1分と時間を決めてやる)


⑥覚えなければならない単語を全部やったら、チェックした単語を重点的に覚える。



あとは、繰り返し。。


夜→朝→授業前…


他には…

部屋の中にある物に付箋を貼るとか

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ドアを開ける前に、単語を全部言ってから開けるとか

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目に付くところに付箋を貼るとか

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一度頭に入れた(少しでも暗記したもの)は、思い出すスピードが早いです。

100%覚えていなくても「あ〜これか!!」となれば十分。

 

記号として覚えるのではなく、意味を持って覚えよう!!

覚えたものは頭に必ずあるはず。忘れているのではなく、はやく思い出せるか、出せないかの差です。何度も諦めずに!!

 

2.会話を大事にせよ!!

 

言語は、相手あってのものです。(コミュニケーションのツール)

だから、会話をすることを大切にしたいです。

会話の中には、必然的に単語や文法が入ってきます。(覚えるモチーベーションも高まる)

 

そして会話の第一歩は

「これ何?」

「これはペンです」

のやり取りです。

英語で一番初めに学習する会話で「こんな会話日常の中でしないよ 笑」の典型例ですが

 

実は、モンゴル語の一番初めの文例も

「これは本ですか?」

「はい、これは本です」

でした。

 

これは、偶然ではなく言語習得の過程ではこれがBESTなんでしょう。

自分なりの解釈ですが、どれだけ話せるかは単語の数に比例します。

つまり、名詞の単語を増やしながら会話できる「これは、何ですか?」の会話が一番初めに必要なんじゃないかと。

 

そして、「〜を知っていますか?」「〜できますか?」「〜は好きですか?」

という会話を通して、形容詞、動詞…と数々の品詞を覚えていくのだろうと感じました。

 

日常の中で質問し合える文例を覚えて、自分のボキャブラリーを増やそう!!

 

3.言語習得はスポーツと同じ!!

 

よくよく考えてみると、かなり共通点が見えてきます。

①体の一部を動かしている。

②頭で考えたことと体の動きをスムーズにさせる。

③とにかく、繰り返しの練習が必要。

④熟達者になってくると、無意識に体が動くようになる。

⑤日々の練習の積み重ねが結果として現れてくる。

 

言語でいうと、話してみることが大事です。

耳で聞いて、真似をする。

耳で聞いて、後を追うように、真似をする。

自分の声を録音して聞いてみる。

他の人と会話をしてみる。

とにかく、話すことが第一です。

スポーツでいったら、チームでの練習。

練習試合みたいな感じ。実践的な練習。

 

また、作文や日記も有効です。

これは、単語や文法をじっくりと確認したい時に有効です。

スポーツでいったら、個人練習(コソ連)?

 

勉強ばかりではなく、スポーツもして頭と体を鍛えよう!!

 

以上、今思いつくものをザッと記録しておきます。

また、別のことを言い出すかもしれないけど、その時はその時で(笑