モンゴル紀行:サインシャンダ vol.1
モンゴルの学校は6月から3ヶ月間、夏休みです。
ということは、自分の活動も夏休みなのです。
敬愛する司馬遼太郎氏はモンゴルをとても愛していたそうで、街道を行くシリーズで「モンゴル紀行」があります。
それにあやかり、夏のモンゴル国内について徒然なるままに書いていこうと思います。
サインシャンダという街
今回はモンゴルの南にあるサインシャンダという街です。
モンゴル隊員の中では「シャンダ」と略して言っています。
ウランバートルからは、電車で9時間30分ほどです。
ドルノゴビ県の中心都市になります。
ゴビというのは、モンゴル語で砂漠を意味します。
その通り、砂漠の街なのです。
↑駅前の様子 午後8時くらい
↑街の中
↑街の外れ
日本祭り
シャンダの隊員の配属先ではない学校で、日本祭りがあるということで見に行くことにしました。
日本の音楽に合わせて、踊ったり歌ったり。
日本のアニソンを歌う高校生もいて、アニメも立派な日本の文化として認知されています。
簡単な日本の文化を紹介するスペースもありました。
シャンダの隊員たちも手伝います。
むしろ、懐かしいと感じてしまう日本の遊び。
この学校では外国語の1つとして日本語も選択できるようになっています。
日本語を教えているのは、日本に数年生活をしていたモンゴルの先生です。とても日本語が上手。
SAKURA NETWORKという制度を使って、関西に語学旅行のようなこともしたそうです。日本語の先生が関西に行った時「自分の故郷に戻ってきたような感じがして嬉しかった」と話していたのが印象的でした。
日本に興味を持ってくれることは、本当に嬉しいことです。
日本側もこうした外国人を受け入れる仕組みや体制を整えていって欲しいなと感じました。