モンゴルってどんなとこ?

青年海外協力隊(JOCV)小学校教育での奮闘記

10月 活動記録【сүүдэр 影】

4年生理科の教材研究

教科書の内容の感想なのであまり面白くないです(笑

 

бүх биет сүүдэр үүсгэх үү?

ものの形が影をつくるの?(って感じかな…)

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色々な形のものに光を当て、ものの形と影の形を観察していくという学習。

でも、下の写真のように影のできるものと影ができないものを比較した方が、問題解決っぽくなりそう。

ただ、透明のフィルムでも材質によっては影が見えるし(実際写真にもフィルムの影が写っている)汚れの影も映る。例に載ってるガラスのコップとか、影が映りそう。それは、比較して考えたり、光の透過についての予想・仮説でもって何とかするしかないけど、そのための知識や体験をどうするかが問題。

 

 

影が大きくなったり、小さくなったり。

光の当て方によって、影が動いたり、2つになったり。

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これを活用して、影遊びとかできたら面白そうだけど、準備など先生達の負担が増えそう。でも、そうした遊びの中で光とものとの距離などの関係性で、影が変化することに気づきそう。それで終わってもいいような学習。

 

 

影の勉強をしていたと思ったら、今度は光。

光と影は表裏一体ということか…

光を散らしてみよう(的な?)

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その後、工作

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光の太さを制御できる!ということを理解させたいのか…

自分の語学力では、何をねらっているのかわかりませんでした。せいぜい「光は真っ直ぐに進む」ことを実感させるか…まぁ、やるなら工作して終わり。

 

オォ、これは日本では3年で取り扱う「光の性質」に似てます。

何と、さっきの工作はここで光源装置的に扱うためのものだったのかぁ!

しかし、それほど必要性は感じないなぁ。日光で十分な気がしなくもない。

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日本と同じように壁に光をあてる活動をしているけれど

「鏡を使って壁に光を当ててみよう!」的な活動。

日陰の壁に当てて、終わってしまいそう。

的当てゲームにしたり、光をつながないと当てられない場所に光を当てたりと

色々工夫が必要かな。

光の直進性や反射を活動の中から、拾い上げて

そこから、問題へとつながていければいいけれど、この教科書を見ただけでは絶対そうならなそう。

 

光を重ねてみよう(的な?)もう、絵から想像するしかありません(笑

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これも、日本の単元で扱っているのと同じ。

ここでは鏡を、1枚、2枚、3枚と比較している絵があるからわかりやすい!

ただ、どうしても「やってみよう!」感が拭いきれない。これも、問題解決にのせられる。比較的やりやすいかもしれない。

前時の活動の中で、明るさや暖かさについて拾い上げて、鏡の枚数が増えたら??という思考に持っていく必要があるけれど、前時では形もやっちゃってるから、思考が分散しちゃう気も…

理科は全部そうだけど、やっぱり、何に絞って活動させるかが大事な単元だな。

 

温度計で測ってみよう。という感じ。

客観的な結果が得られて、とてもいい感じ。

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でも、結果の表に温度計の絵が書いてあるけど、これは教科書に直接書き込めなきゃツラい…

ノートで書く場合の事例があるといいのにね。

そして、温度計が学校にあるかが問題。

そう、教科書に載っている道具がないということが問題なのです。。

 

と、ざっくりと教科書の感想を述べました。

内容に関してや、抜けているところやご指摘があったら是非教えてください。