高校生たちの熱き戦い
体育の先生から「今度ЦэрэгのТэмцээнがあるから、一緒に行こう」と言われました。
Цэрэг:兵士、軍
Тэмцээн:大会
なので、直訳すると軍事大会という感じでしょうか?
朝9時に地域の広場に行きました。
この日は曇りで、とても寒い!日本の冬のようでした。
高校生たちが軍隊の格好をして大会が始まるのを待っています。
これは、高校生が軍隊の競技で競い合う大会のようでした。
県内の他の学校も参加していました。
ただし、全校ではありません。
来ている服もそれぞれですね。
生徒たちが持っているものは、木でできた銃。
銃の扱い方の競技もあるみたいです。
Дөлとは、炎という意味がありますが、他にも軍隊を表すそうです。
本物の軍人さんが「エイエイ!」と日頃の訓練成果を披露してくれました。
いやぁ、鍛えてるなぁって感じでした。
生徒たちの競技が始まります。
体操の競技。
負傷者対応の競技
ガスマスク速着用の競技
銃の競技(もちろん実弾ではなくBB弾のようなもの)
集団行動の競技
試験官から問題を渡されて…
全員で協力して、問題を解く競技
腕立て伏せ、腹筋の競技
歌、音楽の競技
そして結果は…
3位銅メダルでした!!
生徒たちは、とても悔しそうでした。
「来年も出たい!」という子も。熱いな!
Дөл тэмцээн はこんな感じの大会でした。
日本でこんな大会を開催したら、大騒ぎになりそうだな…と思いました。
こうした大会を開催することは「野蛮だ〜」と果たして言えるのだろうか。
知力・体力を常に鍛錬して、自国を守るってとてもカッコイイことだし、素晴らしいことだよな〜と改めて思いました。
こうした大会に参加した高校生たちも、とても頼もしく見えました。
日本も目を背けずに、しっかりと向き合っていかなければいけないことがあるのではと感じた1日でした。