−25℃のサッカー大会
土曜日に家で休んでいると、急にCP(カウンターパート:活動上の同僚)から電話が…
もう、こうして休日に突然電話が来ることにも慣れました(笑
「今日は、バヤルがあるから来なさい!」
モンゴル語でБаяр(バヤル:お祝い事)です。
何やら遠くで行われているらしく、学校の先生が遊牧民の車(軽トラックのような車)で迎えに来てくれました。
迎えに来てくれた先生が「あなたが出来る最大限の防寒をして来なさい」と服装にダメ出し。。
一体、どんなバヤルなのか…
目的地は、市街地から車で10分ほど外れた所にあったコテージでした。
中に入ると先生たちのバカにデカイ声。。
(Архи:モンゴルウォッカを飲んでるな…)
とすぐに察知しました。
色々な先生たちに話を聞くと今日は、教員の懇親会だったみたいです。
そして、雪上サッカー大会…
何も、こんな寒い中やらなくてもいいのに…
と思いながらも、先生たちはめっちゃくちゃ楽しそうにやっています。
コテージの中に入ると、料理やお酒がたくさん。
そして、このバヤルや18時まで続き、次の日は普通に仕事でした。
ほんと、モンゴル人はタフです(笑
サロンコンサート?いや、なんだこれ!?
2月に入り、モンゴル人は「Цагаан сар(モンゴルの正月)‼︎」とそわそわ気味です。
さて、そんな中同期が習っているモリンホーロの先生がコンサートを行うということで、聴きに行くことにしました。
モンゴルで?しかも、チョイバルサンという片田舎で?しかも、家から歩いて5分程のところにあるホールで?
ホールに着くと、クロークに服を預けます。
(イヤイヤ、普通に部屋着のジャージで来てしまったことに少々後悔…)
なぜなら、みんなドレスアップをして、ちゃんとしたコンサートっぽい!!
開演まで、ワインをいただき。
いざ、開演!!
小さな部屋の中に入ると…
「ここはウィーン楽友協会かぁ!!」
↓本物
↓チョイバル楽友協会
コンサートが始まりました。
チョイバルのマエストロが指揮を振ります。
ちなみに、右側に座っている2人は司会者です。
演目は、チャイコフスキーからチャルダッシュといったソロ曲もあり、またまたモンゴルの歌も…
なかなか、楽しいひと時を過ごしました。
まさか、モンゴルのチョイバルサンでこんな演奏会があるなんて思いませんでしたから。
チョイバルサンの買い物事情:デパート
同じ任地の同期隊員が歯痛のため緊急帰国!!
東京の歯科院にかかるということなので…
(じゃあ、自分の日本の所属校にお土産いいですか?)
ということで、日本の学校へお土産を買いに行きました。
チョイバルサンのデパート
モンゴルでデパートといったら「NOMINデパートでしょ!」といった感じです。
聞いたところによると、韓国資本でできたデパートらしいです。
もちろん首都のウランバートルにもあり、地球の歩き方:モンゴル版にも乗っている大きなデパートです。
(首都ではその他にも大きなデパート続々とできています)
そんなNOMINデパートがモンゴルの東の外れ、チョイバルサンにもあるのです。
なかの様子
まず、デパートの中に入ると電子式のロッカーがあります。
こんな感じの紙が出てきて、帰りにバーコードを機械にかざすと電子ロックが外れる仕組み。
日本のコストコに行ったことはありませんが、こんな感じなのでしょうか?
コメの種類も豊富
コメはモンゴル語でБудаа(ボダー)と言います。
ちなみに、私が普段食べているコメはこれ
その名も「サクラ!」
思いっきり日本ぽいですが、でも日本の米ではないのです(笑
日本酒や焼酎なんかも売っています。
芋焼酎『一刻者』
でもかなり高い。お値段₮89,999(約¥4,076)
年末はこの日本酒や焼酎でだいぶ散財しました。
乳製品や生鮮品も。
(普通の店にも売ってますが、ここはただただ広い)
電化製品やバイクまで売ってます。
ちなみにバイクは₮2,000,000(約¥90,600)
こんな、一人用のシャワー室(?)まで売ってます。
日用品も豊富に揃っていて、さすがデパートという感じですね。
デパートは割高?
でも、普段はあまりここでは買い物をしません。
理由は2つ。
1.遠い
2.値段設定が高い
値札を見てみると値段がいつくか書かれています。
上から、
・1つ買った場合の値段
・値引き額
・いくつ買うと値引きになるのか。その場合の値段
つまり「6つまとめて買ったら、1つあたり₮8,999を₮7,999にするよ〜。だから、6つまとめて買うと₮6,000お得だよ〜」
ということです。
なので、デパートではまとめ買いすると普通の店で買うよりもお得になることがあるのです。
週末にまとめ買い。
それもコストコっぽいですね。
さてお土産は…
以前、日本にいる先生から「モンゴルのウォッカが飲みたい」という話を聞いたので、これにしました。
その名も「チンギス!」
ウォッカも色々迷って結局これにしました。(これ、普通の店でも買えます 笑)
一般的なものがいいだろうということです。
最後に
途上国と言われていても、意外と生活に困るほどものがないわけではないのです。
(モンゴル チョイバルサンに限って言えば)
でも、こうしたものの多くは中国や韓国で生産されているものが多いように感じます。このデパートもそうです。
ものがあるということと、それが自国で生産しているかどうかという間には、大きな違いがありそうですね。
Photo『凍ってる窓』
Цонх:窓